大栄建設株式会社
2025/05/28ニュース

みんなで工事現場見学に参加してきました^^ノ

今回は建設のお仕事のお話です☺

現在、大栄建設で受注している工事の1つに、
【令和6年度主要県道宇部美祢線(上五ノ瀬橋)橋梁(長寿命化メンテ更新)工事第1工区】という工事があり、
何をする工事かというと、
橋台(橋の両端にある土台部分で、簡単に言うと、橋の重さを支え道路と橋をつなぐ構造物のこと)を作って、
上部工(人や車が通る部分、要は、橋の上部分です(‘ω’))を設置するという内容です。
ここには現在、ベテラン監督が2名、若手2名、計4名が携わって頑張ってくれています。

一言に【橋】と言っても、まずは老朽化した橋を撤去して、橋台を建設して、次は護岸工事をして、など
出来上がった構造物はシンプルで綺麗でとても便利なものですが、
それまでの道のりにはたくさんのストーリーがあるんですね。

そしてタイトルにある【現場見学】ですが、
何を見学しにいったかというと、上部工設置の瞬間をみんなで見てみたいと、
本社の女性や営業含め各現場の監督や若手、約10人~20人が朝から現地へ見学へ向かったのです。

なんでかってそれは、一言でいうと【ド迫力】の瞬間で貴重な体験だったからです^^ノ‼

だってみてください、こーんな長いコンクリートの塊を、ものすっごいクレーンで吊って設置するんですよ~!

そもそもこれ、どうやってここに持ってきたの?
てお話ですが、
あの大きなコンクリートの塊は、【プレテンション(PC)桁】といって、
PC桁は、島根県の工場で作られ、遠路はるばる166キロもの長距離を何時間もかけて運ばれてきたんです。
すごいですよね、あんな大きなの運べるの?

運べます(•ω•)

みんなが寝静まった深夜に特殊車両(30mポールトレーラー)で決行され、
搬入作業ももちろん深夜から朝にかけて行われています。

ポールトレーラってこんな車です。さすが長いですネ!!!!

そしてあの大きな桁を吊り上げて吊り下げられちゃう大きなクレーンはこれ。
トラッククレーンと呼ばれています。

大きすぎて全体像が写らないですね。
ここは、監督の伊藤大輔所長が作ってくれた分かりやすい資料を一部使わせてもらいご説明しましょう。

まずはこのクレーンの組立から。

そー、組立てるんです。
トラッククレーンは大型なので、
ブーム(アーム部分)や、カウンターウエイト(重り)がとても重たくて大きいので、
運搬時には分解して運びます。
これにより、めちゃくちゃ大きくても道路交通法に対応できちゃうんですね^^

だから、【組立】が必要なのです。

大変で面倒に思えますが、組立時に各部品の点検もできるので逆に安全性が高まります。

組立の様子がこんな感じ

人力のトランスフォーマーか(^O^)

建設業は日々変化をしています。
ICT技術の導入がどんどん進み、『これ未来やん』というようなかっこよさが広がっています。


上の画像に、【レーザースキャナー】ってありますよね。
これはすごい機械なんですが、簡単に言うと『空間を丸ごとスキャンして3Dデータにしてくれる機械』です。
360度方向にレーザーを飛ばし、ミリ単位で現場の形状や寸法を立体的に記録してくれる優れもの。
複雑な地形もまるでゲームの世界みたいに再現。最新機器はやっぱりすごい(˘︶˘)

さらっと、【リモートで打合せを実施】とありますが、(カッコイイ~!)
昔はね、建設業といえば『現場に行って現場で指示して現場で確認する』ことが当たり前だったんです。
でも今は、リモートを活用して、
現場にいなくても指示が出せ、移動時間を減らして効率UP、ミスや手戻りも激変、

まさに【現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)】です^^!
昔では考えられなかったことが今は当たり前。
建設業はどんどん変化しています。

それでは【まとめ】といたしまして、

レーザースキャナーで“見えないもの”が見えるようになり、
ドローンやICT建機で作業がどんどんスマートに。
そして、昔では考えられなかったようなリモートでの現場管理まで、今では普通のこと。

現場に汗を流すだけじゃない、
データを操り、未来をつくる仕事
そんな姿が、いまの建設業にはあります。

だからこそ胸を張って言いたい。

建設業ってすごいんだよ!

建設業は、カタチの残る仕事です。
人々の暮らしを支え、地域をつくり、未来へとつながっていく。
そして何より、それを支えているのが建設業、私たち大栄建設の職員たちです。

厳しい現場でも、暑さ寒さに負けず、責任感と誇りをもって働く姿は本当にかっこいい。
一人ひとりがプロとしての自覚を持ち、チームで成し遂げるその力こそ、建設業の魅力そのものだと思います。

これからも、そんな仲間たちと共に、地域に誇れる仕事を続けていきます。

長文になってしまいましたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、私たちの挑戦を温かく見守っていただけたら幸いです^^

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