205年7月30日、琴崎八幡宮にて、大栄会の安全祈願祭並びに安全講和会を執り行いました。
境内には、夏の風物詩である色とりどりの風鈴が涼やかに飾られており、
酷暑の中にも爽やかな音色が響き渡っていました^^
1年間の無事故・無災害を願い、社員・協力会社の皆様をはじめ、
すべての関係者の安全と健康をお祈りいたしました。
続きまして、防災の専門家である山口大学名誉教授・工学博士 三浦 房紀(みうら ふさのり)先生をお招きし、
「南海トラフ巨大地震に備える 〜より実効性のあるBCPを〜」 をテーマにご講演をいただきました。
◆ 地震は「来るか来ないか」ではなく、「いつ来るか」
三浦先生は、災害を“いつか来るもの”としてではなく、
“明日かもしれない現実”として受け止めるべきだと強調されました。
「南海トラフ巨大地震は“来るかどうか”ではなく、“いつ来るか”が問題です。」
と語られた言葉に、私たちは改めて「備えること」の重要性を実感しました。
◆ BCPを「わが社」から「我が家」へ
特に印象的だったのは、企業のBCPを単なる会社の仕組みとして終わらせるのではなく、
「企業のBCPを“わが社”から“我が家”に落とし込むことが、真の備えです。」
というメッセージです。
会社の宝である社員とそのご家族の命を守るために、
企業としての使命と責任を再認識する貴重な機会となりました。
今回のご講演を通じ、災害への具体的な備え方、
そしてBCPの実効性を高めるヒントを多くいただきました。
現場の声に寄り添いながらも、科学的かつ現実的な視点でお話しいただいた三浦 房紀先生に、
心より御礼申し上げます。
今後も先生のお言葉を糧に、全社員一丸となって
「安全・安心な職場づくり」と「企業としての災害対応力強化」に努めてまいります。
~最後に~
今回の安全祈願祭・安全講和会の写真は、
株式会社東谷の東谷社長にご提供いただきました。
いつも行事のたびに、たくさんの写真を撮影してくださり、
記録としても思い出としても大切な宝物となっております。
心より感謝申し上げます。
これからも、大栄会ならびに大栄建設を、どうぞよろしくお願いいたします。