当社では、女性の活躍推進に向けた取組の一環として、「女性活躍推進法」に基づき、
社内の実績データを以下の通り公表いたします。
建設業という分野においても、多様な人材が能力を発揮できる環境づくりを目指し、
働きやすさ・働きがいのある職場の実現に向けた改善を継続してまいります。
■ 管理職に占める女性の割合:6.9%
■ 労働者に占める女性の割合:10.1%(7名/69名)
■ 年次有給休暇の取得率(全体平均):61.3%
■ 雇用区分別の有給取得率:
・事務職:72.5%
・営業職:71.8%
・技術職:60.4%
■ 男女別の採用競争倍率(2022年度実績):
・女性:1.0倍
・男性:1.67倍
■ 全従業員の月間平均残業時間:約6.8時間
■ 職種別の月間平均残業時間:
●事務職:0時間
●営業職:0.91時間
●技術職:8.38時間
■ 女性のキャリア形成支援の取り組み:
●2025年度より、現場で勤務する女性社員が安心して業務に従事できるよう、
夏季における紫外線対策として「日焼け止め」を会社から支給する取り組みを開始しました。
●当社では、女性社員のキャリア転換を積極的に支援しており、これまで事務職や補助業務に従事していた女性社員が
技術職や現場監督職などへの職種転換に挑戦できる環境を整えています。
例として、建設ディレクター資格の取得に向けて女性社員が現在研修・実務を積みながら準備を進めており、
既に1級土木施工管理技士の資格を取得している社員も在籍しています。
当社では、女性の継続就業促進に向け、雇用管理区分ごとに継続勤務年数の状況を分析し、職場環境の改善に努めています。
2024年度事業における雇用管理区分ごとの平均継続勤務年数は以下の通りです。
雇用管理区分 女性平均勤続勤務年数 男性平均勤続勤務年数 比率(女性÷男性) 基準達成
●事務職 17.3年 14.3年 1.2 〇
●技術職 4.2年 13.0年 0.3 ×
●事務職
女性の平均継続勤務年数は男性を上回っており、基準を満たしています。
●技術職
これまで建設業界特有の背景から男性社員が多数を占め、女性技術者の採用は近年まで非常に限られていました。
そのため、女性技術者の平均継続勤務年数は、現時点で男性に比べ低く、基準を満たしていません。
しかし、近年採用された女性技術者は4年前・3年前に入社し、現在も離職することなく活躍しています。
●女性技術者の積極的採用
●資格取得支援制度の整備
●夏季における日焼け止め等の支給による女性現場監督のサポート
●現場・事務所双方での柔軟な働き方の導入
●女性技術者の採用強化とキャリア形成支援
●資格取得支援制度やOJTの充実
●ワークライフバランスを考慮した勤務制度のさらなる改善
●長期的に女性が活躍・定着できる職場環境づくりの推進
当社は、事務職・技術職を問わず、すべての社員が安心して長く働き続けられる環境づくりを進めています。
引き続き、女性の活躍推進を重要な経営課題と位置付け、男女ともに能力を最大限に発揮できる職場づくりに努めてまいります。